薬膳講師に一番必要なスキルとは

早いもので、薬膳講師としてお話しさせていただくようになって、10年ちょっと経ちました。

薬膳のスキルを活かして、ビジネスをしていきたい!という方のお手伝いをさせていただくようになって

ビジネスをする上で薬膳のスキル以外に必要なもの、多すぎん??って思っています。

マーケティングスキル

ライティングスキル

カウンセリングやコンサルのスキル

SNSの運用スキル

各種ツールを使いこなすスキル

デザイン力

などなどなど…

純粋に薬膳だけ教えられていたらなんぼほどいいんだろうと思うことあります。

ビジネスのビの字も知らなかった私は、

講師を存続させるのには、知識だ!と信じて疑ってなかった時期も結構長くあります。

(おかげでめっちゃ資格持ちw)

いやね、常に学んでいくための向学心、探求心、これ、ないのはないでだめだと思うんですよ。

目の前のお客さんが必要とする知識をより確実なものとしていく上で、自分が学ぶ姿勢ってのは

絶対あった方がいい。

でも、それを必要な人に届けてこそ意味があって、

誰も来ないところにあぐらをかいてお店を開いていても意味がないわけですよ。

わたし、こんなすごいんだから来なさいよ!って言ってもいかないでしょ☺

そして、お店に人が来ないのは、スキルが足りないんじゃないのかも…ってうすうす気づいているのではないかなと思います。

AI時代を生き抜く薬膳講師になるために

AIが発達して、最近は「ここにこんな人いるよ!みてみたら?」というのを

多少AIがやってくれるようになってきているので、

またまた知識の時代が来るのかな、なんて思いそうになりますが、

知識は調べたらいくらでも出てくる。なんなら文章も書いてくれる時代になってきたときに、

薬膳講師に必要な力って何だと思います?

私は「コンシェルジュ能力」だと思います。

薬膳講師全体の強みは、体調や体質を見定めるときに対象になる人を俯瞰で見る力だと思っていて、

これを世の中全体の活動に生かしていけばいい、って思ってるんですが、

やっぱり見失う時ってあるし、誰かに大丈夫って言ってほしい時もあるし、こっちの方が近道だよって言ってほしい時もあるわけで。

それを薬膳という形でやってあげたらいいと思ってるんですね。

コンシェルジュっていうのは、中国四千年の歴史が産んだ膨大な臨床データや症例の中から、

あなたに必要なのはここの部分だよ、っていうのを案内してあげるってことです。

その時にコンシェルジュ能力の中で特に私が磨いていくといいと思っているのは、

それを活用しやすい形、実践しやすい形、続けやすい形で提案するというところです。

例えば、「夏は体を冷やす、スイカと、キュウリと、ゴーヤーと、トマトと、ナスと、ズッキーニと……」

って言われても多分、もうすぐ忘れますw

スイカとあとなんだっけってもんです。

なので、「…のようにまずは夏野菜!」って言ってもらえたら、

例を出しつつ、それを引き出しの中でまとめてあげる作業までぜひしてあげてほしいって思っています。

これ、できてない人多いんです。

(秋は白くて辛い物、白くて辛くないもの、っていうカテゴリがあってそれがすごく便利だと思います。)

そこで、「バナナはおやつに入りますか?」、みたいな質問に答えられればいいとおもうんです。

なので、いい薬膳講師って、すごい資格をいっぱい持ってるとか、そういうことでもないから☺

だって、私国際薬膳師持ってないし、これからも取る予定がないけれど、それでもしっかり伝えられる自信はあります。

伝え方と、薬膳講師としてやっていくマインド的な部分とを一緒にととのえて精進していきましょう💖

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です